イギリス英語を身につけるには|まず発音から。オンライン英会話でイギリス人講師と話すときの注意点
本記事には広告を含みます。料金は公式サイトで2026年10月22日に確認したものです。運営者が実際に受講したものではありません。内容は変更されることがあるため、申込前に必ず公式サイトでご確認ください。
イギリス英語を身につけたいなら、最初に真似するのは発音です。 単語や言い回しの違いは、数が限られていて、文脈でほぼ通じます。イギリス英語らしさの大部分は、音に出ます。
私は子どものころ、英語が話せないままイギリスに渡り、5年間を現地で過ごしました。帰国後も英語を使い続け、今は弁護士として仕事でも英語を使っています。この記事では、その経験から、イギリス英語が実際に通じるのか、何から真似すればいいのか、どこで練習すればいいのかを書きます。
イギリス英語とアメリカ英語の違いそのものは、イギリス英語とアメリカ英語の違い|日本人学習者がどちらを選ぶべきかで整理しています。
イギリス英語は、通じないことはない
イギリス英語で話して、相手に伝わらなかった経験はありません。 帰国してから「イギリス英語だね」と言われたことは何度もあります。ただ、それで話が通じなかったことは一度もありません。
仕事で、アメリカ英語を話す相手とやり取りするときも同じです。困ったことはありません。むしろ、からかわれたり、「かっこいい」と言われたりして、会話のきっかけになることのほうが多いくらいです。
イギリス英語とアメリカ英語は、同じ英語の地域差です。日本語の方言のように、聞けば「あの地方の話し方だな」とわかる程度の違いで、仕事のやり取りに支障が出るほどではありません。どちらを選んでも、通じるかどうかを心配する必要はないと思います。
まず真似するなら、発音
イギリス英語らしさを身につけたいなら、単語より先に発音です。 単語の違い(lift と elevator、flat と apartment など)は、覚える数が限られています。知らなくても、文脈で通じることがほとんどです。一方、発音は話すたびに出るので、印象を大きく左右します。
イギリス英語の発音で、特に違いが出やすいのは次のような点です。
- 語尾や子音の前の r をほとんど発音しない:car、water、better などの r が、アメリカ英語ほど響かない
- t をはっきり発音する:water、better の t が、アメリカ英語のように「ラ行」に近い音にならない
- 母音の違い:can’t、bath などの a が、口を縦に開いた長めの「アー」に近くなる。hot、stop などの o は、口を丸めた短い音になる
もちろん、イギリスの中でも地域や話し手によって発音は大きく違います。ここに挙げたのは、ニュースなどで耳にすることが多い標準的な話し方の特徴です。
発音を身につける方法
発音は、聞いて、真似して、自分の声と比べる、を繰り返すのが一番の近道です。
- イギリス英語の音声を、毎日少しずつ聞く:イギリスのニュースやラジオ、ドラマなど、イギリス英語で話している音声を選びます
- 聞いた音を、すぐ後について真似する(シャドーイング):意味を考えるより、音とリズムをそのまま真似することに集中します
- 自分の声を録音して、元の音声と比べる:自分では真似できているつもりでも、録音すると違いがわかります
私がイギリスで英語を身につけたときも、教科書から入ったわけではありません。周りの人の話し方を聞いて、真似して、話すことを毎日繰り返していました。この経験は英語は「浸かった量」で決まるで詳しく書いています。
ただ、一人で真似するだけでは、自分の発音が合っているかどうかの判断が難しいのも事実です。ここで、イギリス英語を話す人と実際に話す機会があると、上達が早くなります。
オンライン英会話でネイティブ講師と話すときの注意点
オンライン英会話でネイティブ講師(英語を母語とする講師)と話したい場合、多くは追加料金がかかります。 基本プランで受けられるのは、主に英語を母語としない国の講師です。ネイティブ講師と話すには、上位プランやオプションが必要になることが多いです。
DMM英会話
公式サイトによれば、DMM英会話には「スタンダードプラン」と「プラスネイティブプラン」があり、ネイティブ講師のレッスンを受けられるのはプラスネイティブプランとされています(税込)。
| レッスン数 | スタンダード | プラスネイティブ |
|---|---|---|
| 毎月8レッスン | 4,880円 | 12,980円 |
| 毎日1レッスン | 6,980円 | 22,880円 |
7日間の無料体験があり、初月の料金を割り引く「初月特典」も案内されています(2026年11月2日に公式サイトで確認)。ただし、同じプランで1度自動更新することが条件で、2ヶ月目の決済前に休会すると、割引前の料金との差額が請求されるとされています。
ネイティブキャンプ
公式サイトによれば、ネイティブキャンプはプレミアムプラン(月額7,480円、税込)に加えて、「ネイティブ受け放題オプション」(月額9,800円、税込)を付けると、英語を母語とする講師との「今すぐレッスン」が回数無制限で受けられるとされています。合計すると月額17,280円です。
7日間の無料体験があり、終了後は自動的にプレミアムプランに移行する仕組みです。続けない場合は、無料期間が終わる日までに退会の手続きをしてください。
無料体験のうちに確認すること
どちらのサービスも、料金ページには「イギリス人講師がどれくらいいるか」「講師を国籍で絞り込めるか」は書かれていません。 ネイティブ講師の中には、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど、いろいろな国の出身者がいるはずです。イギリス英語を目的に申し込むなら、無料体験の期間中に次の3つを確認しておくのがおすすめです。
- 講師検索で、出身国(イギリス)を条件に探せるか
- イギリス出身の講師が何人くらいいて、自分が受けたい時間帯に空きがあるか
- ネイティブ講師のレッスンが、無料体験でも受けられるか
ここが確認できないまま有料プランに移ると、「ネイティブ講師とは話せるけれど、イギリス英語の講師がほとんどいない」ということになりかねません。
まとめ
- イギリス英語で話して伝わらないことはありません。仕事でも困らず、むしろ会話のきっかけになります
- 身につけたいなら、単語より先に発音から真似します
- r をほとんど発音しない、t をはっきり発音する、母音の違い、が特徴として出やすい部分です
- 聞いて真似して、自分の録音と比べる、を繰り返します
- オンライン英会話でネイティブ講師と話すには、多くの場合追加料金がかかります(DMM英会話はプラスネイティブプラン、ネイティブキャンプはネイティブ受け放題オプション)
- イギリス出身の講師がいるか、国籍で探せるかは、無料体験のうちに確認します
イギリス英語は、発音を真似して、実際に話して、少しずつ身につけるものです。アメリカ英語かイギリス英語かで迷うより、好きなほうの音を真似するところから始めてください。